バッテリータイプによる
補水・点検の必要性

近年のバッテリーは液入れ不要のメンテナンスフリー(MF)タイプとなってきていますが、GSユアサ・古河バッテリーなど国内ブランドは日本の気候や環境にフィットした液入れが必要な開放型のバッテリーが主流となります。バッテリー液の補充は補水・点検が延命に直結しますので非常に重要です。ここでは開放型バッテリーの補水・液面点検方法をご案内します。

バッテリー補水に必要な工具





Refilling tool

Success

バッテリー保水に工具が必要です。バッテリー液(希硫酸)は危険ですので液はね等には十分に注意してください。

バッテリーの液量点検





Check-fluid-level

Success

解放タイプのバッテリーでは定期的に液量チェックをお願いします。液量が大きく減液すると内部劣化(爆発等)につながる恐れがあります。

バッテリー液量とレベル

開放型のバッテリーは、バッテリー外増ケースに液面レベルの記載があります。液面はUPPER・LOWERのレベルがあり、定期的に液面レベルの確認が必要になります。保水は液面がLOWERを下回る前には必ず行ってください。またUPPERレベル以上に保水しますと液あふれの原因になるますので注意が必要です。

レベル内容
UPPER保水限界ライン
LOWER減液限界ライン
※ 液面が見えない場合は、ライト等をご使用ください

バッテリー補水手順

Refilling-Step

バッテリー液量の確認

バッテリー液量を確認します。バッテリー側面に上限(UPPER LEVEL)・下限(LOWER LEVEL)のラインがありますので、上限と下限の中間を下回る場合はバッテリー液の補充を行います。液入れはバッテリー装着のまま行えますが、必ずエンジンを切った状態で作業をしてください。

STEP
1

バッテリー上面部を拭く

硬く絞った濡れ雑巾などで、バッテリー上面部を拭きます。上面部を拭くことで静電気を取り除くことができます。また液入れ作業完了後も、バッテリー補充液のこぼれ等がある場合がありますので、きれいに拭き取ってください。

STEP
2

液口栓を取り外す

静電気防止のためバッテリー表面を拭き、6箇所ある液口栓をゆるめて取り外します。各液口栓は基本的にプラスドライバーで取り外すことが可能ですが、バッテリーによってはプラスドライバー以外の工具を使用する場合がありますので、必ず作業前にご確認ください。

STEP
3

バッテリー補充液を補水する

6箇所ある液口栓からバッテリー補充液(精製水)を最高液面線(UPPER LEVEL)まで補水します。作業の際はバッテリー補充液のこぼれ・はね等の防止のため、必ずゴム手袋と保護メガネを使用してください。万が一、目に入った場合はすぐに大量の水で洗い流し眼科に眼科の診察を受けてください。

STEP
4

液口栓を取り付ける

バッテリー液の補充後は、必ず液面の状態を確認して、入れすぎた場合などは調整を行ってください。確認し問題なければ、開口している6箇所のセルに液口栓を取り付けます。この際も開口口に液が付着している場合がありますので十分に注意をして作業してください。

STEP
5

バッテリー補水の注意点





Points to Note

Success

持込バッテリー交換の交換費用は店舗差がありますので、複数店舗での確認をお勧めします(下記表示価格は目安になります)

バッテリー補充液の種類

バッテリー内部の電解液は希硫酸という危険な液体になりますが、補充するバッテリー液には絶対に希硫酸は使用しないでください。バッテリーに補水する場合は、必ず精製水(不純物を取り除いた純水)を使用してください。水道水・井戸水を使用すると、バッテリー内部に異金属(不純物)が入り、自己放電が大きくなったり、寿命が短くなったりする可能性がありますので注意が必要です。

種類使用
精製水
希硫酸×
水道水・井戸水×
※ ミネラルウォーターも水道水同様に不可です