バッテリーの点検
補充電の必要性
愛車のバッテリーは充電不足・放電状態での使用がかさむと極板劣化、寿命(短命)が進行します。また、充電過多(電流、時間)はバッテリーの故障(極板劣化、電槽変形他)を引き起こす原因となる場合があります。バッテリートラブルの防止するため、バッテリーの電圧(電力量)点検・補充電を行う必要があります。

バッテリー補充電に必要な工具
Recharge-Tool

バッテリーの電圧点検
Voltage-Check

バッテリー電圧点検の必要性
車トラブルの第一位はバッテリーです。バッテリートラブル防止にはバッテリーの点検と補充電は必須となります。使用度の低い車・走行距離が少ない車は電力の放電量が多くなり、電力の供給が必要となります。電力の低下はバッテリーの劣化・バッテリー上がりにつながりますので定期的な補充電が必要です。
| 電圧 | ステータス |
|---|---|
| 12.6V | 良好 |
| 11.8V | 要充電 |
| 10.5V | 危険 |
バッテリー補充電手順
Recharge-Step

バッテリー電圧の確認
バッテリー電圧を確認します。電圧が約12.6Vあれば満充電状態ですので、それを下回る場合は補充電を必要があります。特に11.8V以下は放電状態ですのですぐに補充電をお願いします。

バッテリーの液量確認
充電前にバッテリー液量を確認し、液面が下限(LOWER LEVEL)近くまで低下している場合は補水後(補水方法はこちら)に充電をしてください。液不足で極板部分が露出している状態での充電は、爆発の原因になることがありますので注意が必要です。

充電器で補充電を行う
バッテリーの補充電を行う場合、バッテリー端子の+ーにそれぞれ対応した充電クリップを接続して補充電を行います。また補充電では急速充電は使用せずに省電力で時間をかけての充電を推奨します。開放型の場合は、液口栓を取り外して補充電を行ってください。

バッテリー電圧の再確認
補充電後に再度、電圧の確認を行います。充電後の電圧が約12.7Vになっていれば充電完了です。電圧が上がっていない場合はきちんと充電ができていなかった可能性がありますので再度充電をお願いします。また劣化が進んだバッテリーは電圧が上がらない場合がありますので、充電後に車のエンジンがかからない時は要交換となります。
補充電の電力量目安
Current-Guidelines

バッテリーサイズ・状態と充電量
バッテリーサイズにはそれぞれ内部に蓄える電力容量があります。(バッテリーサイズが小さいと電力蓄積量も少なくなる)充電電流、充電時間はバッテリーの容量・放電状態に合わせて調節が必要です。バッテリー容量の1/10の電流で充電するのが原則です。充電時間は、充電量0%から100%充電完了まで約12時間です。調整を間違ってしまうとバッテリートラブルにつながりますので自動調整を行う充電器をおすすめします。
| サイズ・状態 | 充電量 |
|---|---|
| 小サイズ | 少量 |
| 大サイズ | 中量 |
| 劣化状態 | 少量 |
補充電の電流目安
充電電流目安
| 型番 | バッテリー | 充電タイプ | |
|---|---|---|---|
| 容量(5H率) | 通常充電 | 急速充電 | |
| A19 | 21〜24 | 2〜3A | 15〜20A |
| B19 | 28〜30 | 3〜4A | 20〜25A |
| B24 | 36〜40 | 4〜5A | 25〜30A |
| D20 | 40 | 4〜5A | 25〜30A |
| D23 | 48〜52 | 5〜6A | 30〜35A |
| D26 | 52〜55 | 5〜6A | 30〜40A |
| D31 | 60〜72 | 6〜7A | 40〜45A |
| E41 | 88〜92 | 8〜9A | 50〜60A |
| F51 | 96〜120 | 10〜12A | 65〜80A |
| G51 | 120〜140 | 12〜14A | 65〜80A |
| H52 | 160 | 16A | 90〜120A |
充電時間の目安
| 比重値(20℃) | 充電状態 | 充電時間 |
|---|---|---|
| 1.280 | 100% | 充電不要 |
| 1.240 | 75% | 3時間 |
| 1.200 | 50% | 6時間 |
| 1.160 | 25% | 9時間 |
| 1.120 | 0% | 12時間 |




