突然のバッテリー上がり
その予防と解決法とは
バッテリートラブルの中で大部分の割合を占めるのはバッテリー上がりです。原因としては経年劣化によるバッテリーの弱り(能力低下)・バッテリーの突然死が挙げられます。突然のバッテリー上がりに対する解決法と予防法をご紹介します。

バッテリー上がりの解決法
SOLUTION

ロードサービスよる復旧始動
バッテリー上がりを起こした場合、ロードサービスによる復旧(エンジン始動)が最善策です。現在ほとんどの自動車保険にはロードサービスが付帯していますので年に1回のみですが無料になりますので非常にお勧めです。ロードサービスの場合、現状のバッテリー状況の検査も行いますので、その後の対応にも役立ちます。
復旧作業中に現在のバッテリーの状況に対する対応を詳しく相談してみてください。復旧後はバッテリーの状態にもよりますが、しばらく走行を行なって少量でも電力を確保し、その後はバッテリー充電を行ってください。劣化が進んだバッテリーは充電では回復しませんので残念ですがバッテリー交換を行なってください。

ジャンプスタートによる復旧始動
バッテリー上がりを起こした場合、ブースターケーブルをお持ちの方はジャンプスタートを行なってください。この場合救援車が必要になりますので、ご自宅でご家族の車が他にある場合など限定的になります。ロードサービスの対応不可地域も存在しますので、ブースターケーブルを携帯しておくのは非常にお勧めです。
ジャンプスタートで重要なポイントは必ずバッテリー上がりの車のバッテリー容量と、救援車のバッテリー容量を同等もしくは救援車のバッテリー容量を大きくしてください。救援車のバッテリー容量が小さい場合は電力が足らずエンジン始動ができません。条件が問題ない場合でエンジン動ができない場合は、バッテリーの突然死または車両に問題がある場合があります。
バッテリー上がりの予防法
PREVENTION

バッテリーの定期電圧点検
バッテリーの容量が減るとバッテリーの能力の低下及び、バッテリー劣化が進行します。突然のバッテリー上がりの防止方法として定期的なバッテリーの電圧(容量)チェックは重要です。確認方法は簡単でテスターを用いて+ーにそれぞれのバッテリーターミナルにあてて測定を行います。
通常の電圧目安は12.6Vになります。(バッテリーセルが6セル・1セルが2.1V)愛車の使用頻度にもよりますが12.4Vを下回ってきたら補充電を行なってください。またエンジンがかかっている状態の車両は電圧が上がりますので、必ず停止した状態で測定をしてください。

バッテリーの補充電
愛車の使用頻度が低い場合は、バッテリーの充電量が足りなくなりますので定期的な補充電を行ってください。適切な補充電を行うことによりバッテリー状況が改善されバッテリー上がりの防止・バッテリー寿命の延長につながります。詳しくはバッテリーの補充電の目安をご確認ください。
本来バッテリーを取り外しての充電になりますが、愛車への通電が止まる危険性を考えるとバッテリーを繋げたままで補充電が可能な充電器の使用をおすすめします。ボトルネックとして充電器はAC100Vで使用しますので、コンセント等が離れた場所にある方は工夫が必要になります。

定期的なバッテリー交換
定期的なメンテナンスを行ってもバッテリーは経年劣化が進みます。もちろん的確なメンテナンスによりバッテリーのパフォーマンスは最大化となっていますが、バッテリーには突然死の可能性がありますので、突然死防止のため定期的な交換がお勧めです。詳しくはバッテリーの定期交換の目安をご確認ください。
定期交換は愛車の車両タイプ使用頻度で変化します。例えば使用頻度が高くバッテリーの充放電のバランスが良い場合は定期交換は長めに設定しても問題ありません。また電装系が多く電力を消費するお車や、使用頻度が低い場合は早めの定期交換が必要です。使用状況を把握せずに使用期間だけでバッテリー交換を案内する販売店などもあるようですが、車両タイプと使用状況を把握するだけで無駄な交換を回避することが可能です。

